暗記の仕方

河見賢司

2010年01月22日 15:51

先日の記事に英単語を覚えよう、といったところ


「私、暗記ができないんです」なんて言われました。


暗記ができないって言う人が多いですけど、とっておきの暗記法があるんです。それを今日、ご紹介しますね。


とっておきの暗記法、それは「暗記したい事柄と、とにかく接触回数を増やす」ことなんです。


暗記で、何がしんどいかといえば、してもしても覚えられないからですよね。結局、労力の割に覚えていることが少なくてイヤになってしまうんです。


これ、僕の発見したとっておきの暗記法なんです(と言っても、誰でも知っているので大したことではないですが(笑))が、それはとにかく接触回数を増やしていれば、暗記しようと意識するかしないかにかかわらず暗記してしまうんです。


たとえば、あなたが電車通学だったとします。そうしたら覚える気もないのに学校までの停車駅の名前覚えてしまいませんか?クラスメートでも、大して仲の良くない人でも毎日いっしょにいると暗記してしまいますよね。


これって、なぜかというと接触頻度が高いからなんです。


だから、暗記したいと思えば、接触頻度を増やせばいいんです。


僕は、高校生の時に英語の単語を4000ほど完璧に覚えていました。「すごいね」なんて言われることもありますけど、何も苦労した記憶はないんです。


電車に乗っているときや、休み時間で暇なときなどとにかく時間が空いている時に英単語を眺めていたんです。


その時は、本当に文字通り眺めているだけです。「覚えよう」とすると、なかなか覚えられない自分がイヤになりやめてしまうと思います。


だから、繰り返し、繰り返し眺めていただけです。でも、気がついた時には4000語覚えられており、気付いた時には理系なのに英語が一番の得意科目になっていました。


だから、英単語でもなんでもいいですが、暗記しようと思えば繰り返し、繰り返し接触することです。そして、その場で覚えようとしなくても、接していさえいれば自然と暗記してしまうので、それほど強い気持ちでやる必要もないですよ。


とにかく、「とりあえず見ておこう」そんな感じでいいと思いますよ。


これ、これまで多くの人にも言ってきているんですが、ほとんどの人が信じてくれません。でも、暗記したことのある人と話すと「確かにそうだね」なんて言われます。


それほど時間も使うものでもないんで、軽い気持ちでやっていればいいと思います。

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